クレジットカードの個人賠償責任保険を比較しました

ここ数年における自転車事故の発生件数は減少傾向にあります。しかし一方で加害者になったときの賠償額は高額なものが多くなっており、2013年には子供の事故で9,500万円の賠償命令が下るという事例が出ました。
それ以来、自転車利用者の個人賠償責任保険の必要性について重要視されるようになってきましたが、個人賠償責任保険は単体での販売は少なく、何かのオプションとしてつけられることが多いです。特にクレジットカードのオプションでつけられるものは月140円程度と安価です。そこで、JCBと三井住友カードの保険内容を比較してみました。

比較表

補償額示談代行訴訟費用家族月額
JCBトッピング保険
日常生活賠償プラン
1億円あり含む含む150円
三井住友カードポケット保険
自由設計コース
1億円
2億円
3億円
あり含む含む140円
150円
160円

三井住友カード ポケット保険 自由設計コース

調べた限りでは1億円以上の保険で誰でも入りやすく一番安いものはこれです

補償額1億円、2億円、3億円を選べるのが特徴です。自転車事故の過去最高額は9,500万円ですが、より安全にという場合は上位を選ぶのもありだと思います。10円しか変わりません。
また、他の補償内容を組み合わせて作ることもできます。登山やスキー・スノボーをされるなら「救援者費用」の補償もつけられ、魅力的です。

かんたん保険料試算

三井住友カードをお持ちでない場合は、三井住友VISAクラシックカードをリボ払いにすると年会費無料になります。

JCB トッピング保険 日常生活賠償プラン

示談代行と訴訟費用も含んで月150円です。子供など家族が加害者になった場合も対象になります。
賠償命令は過去最高額で9,500万円なので、1億円あればとりあえず安心です。

まぎらわしいところで「自転車プラン」月280円がありますが、これとの違いは自転車事故で入院した場合の補償であって、加害者になった場合の補償内容に違いはありません。

JCBカードをお持ちでなければ、JCB CARD Wが年会費無料なので保険に入るだけのカードとして使えます。また、JCB OSシリーズは最短翌日到着で手に入ります。

火災保険の特約も要チェック

ここまでクレジットカードでの保険を見てきましたが、個人賠償責任保険は火災保険の特約として付帯されていることが多いです。補償額は物足りないことも多いですが、重複して加入してもあまり意味はないため、念のため確認されておくとよいかと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください