キャッシュレス・ポイント還元はお店のくくり毎に用意すると良さそう

消費税増税に合わせたキャッシュレス・ポイント還元事業の還元ルールはとても複雑です。その上、各社キャンペーンを行っているのでさらなる混沌を生み出しています。
すべてを漏らさず有効活用するのはもはや無理です。90%を抑える方法を考えたところ、ショップの分類ごとに決済手段を用意するのが良さそうです。

コンビニはQUICPay

コンビニは一部のフランチャイズ加盟店が2%還元になりますが、お店ごと異なってしまうため対応が難しいです。
しかし、12月15日まで限定ですがQUICPayが20%還元キャンペーンを行っており、これは加盟店に関わらず適用されます。20%還元は各社キャンペーンの中でも最大級の還元率であり、これを使わない手はありません。

制約として、Apple PayまたはGoogle PayのQUICPayであることが必要です。多くのスマホでは対応可ですが、iPhone 6以下である場合はiPhone 7以上に買い換える必要があります。
また、JCBの各カードで1万円還元(5万円利用)が上限です。複数枚のカードを持っていれば良いので、12月15日までに使うだけのカードを発行すると良いでしょう。新規カード発行のキャンペーンと合わせると、数万円分の還元になります。

ネットショップはamazonまたは楽天でクレジットカード決済

ネットショップはamazon・楽天とも一部のみ対応です。amazonはマーケットプレイス出品者ごとに異なり、楽天はショップごとに異なります。
キャッシュレス還元に対応している場合はキャッシュレス還元マークが表記されますので、それを確認する必要があります。

決済方法はamazonはクレジットカード・amazonポイント・amazonギフト券・OkiDokiポイントで、楽天はクレジットカードのみです。
混乱しないためには「クレジットカードだけ」と決めてしまうのが良いでしょう。

鉄道系プリペイドカード向けに事前登録を行う

SuicaやPasmoもキャッシュレス還元に対応していますが、事前の登録が必要です。SuicaはJREポイントとの紐づけ、Pasmoは還元サービスサイトでのユーザ登録です。

還元先カードとその金額を情報収集するために必要なため、このような処置であるようです。その他の鉄道系プリペイドカードも事前登録が必要なものが多いです。

その他リアル店舗向けにPayPayと楽天Edyを用意

キャッシュレス還元は中小企業向けの施策ですので、小規模の飲食店やクリーニング店などで導入しているお店が多いです。しかし、クレジットカードは店舗側の料率が高めであるためクレジットカード一本では対応しきれません。
キャッシュレス決済としてPayPayと楽天ペイが中小企業向けのセールスに力を入れており、加えて楽天Edyはすでに普及率が高いです。上記Suica/Pasmoに加えてPayPayと楽天Edyの2つを抑えておけば多くの店舗に対応できそうです。

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